クリニックニュース

2015.02.01更新

早いもので、もう2月です。
このところ、スキップしてしまう事が多くなってしまいました・・・。


今月のテーマは『帯状疱疹の発症予防に水痘ワクチン』です。  昨年の秋に小児を対象に水痘(みずぼうそう)ワクチンの定期接種化がはじまりました。 先の予想ですが、皮膚科専門医の話題では今後、水痘患者さんが減少するとともに、水痘帯状疱疹ウィルスへの曝露機会が減少する事で、帯状疱疹の患者さんが増えるとの見方が出てきています。特に重症化しやすい中高年層へのワクチン接種を勧めています。

 


帯状疱疹は過去に感染した水痘帯状疱疹ウィルス(VZV)の再燃により発症する疾患でVZVに初感染すると水痘(みずぼうそう)を発症し、体内ではVZV特異的細胞性免疫が誘導され、VZVは血流を介し知覚神経に侵入し長期にわたり潜伏します。その後、加齢やストレス、疲労などでVZV特異的細胞性免疫が低下すると帯状疱疹が発症します。帯状疱疹に罹患しますと発赤に続き水疱ができ、その後痂皮化して治癒しますが高齢者では帯状疱疹後神経痛をきたすケースが少なくありません。

水痘ワクチンの定期接種化により水痘患者さんが減少することでVZVに暴露する機会が減少、その結果、VZV特異的細胞性免疫が再活性化せず、帯状疱疹の患者さんが増加するのではと予想されています。
事実、1996年から小児に対する水痘ワクチンの定期接種が行われている米国では水痘の患者数や死亡者数は減少したものの、VZVが再活性化する事で帯状疱疹を発症する患者さんが増えているデータが出ており、1998年から2004年までの期間で60歳以上の方を対象に行った研究結果においても水痘ワクチンの有効性を示すデータが得られた事より60歳以上の高齢者にワクチン接種を推奨しています。

 水痘ワクチンは安全性の高いワクチンであり、日本でも米国同様に患者さんが増える事が予想されます。
クリニックでも水痘ワクチン接種を行っておりますので今まで水痘に罹患した事のない方(自分もです・・。)、高齢者の方にはお勧めします(税込7,560円/回;要予約)。

もうすぐ東京マラソンです。今回で3回目の東京マラソンですが毎回楽しみに、今回も順調に練習を積んできました。今までとは異なり本番に向けて逆算し11月と1月にハーフマラソン大会に出場、トレーニングの成果を客観的に評価しました。1月のサンスポ千葉マリンマラソンでは1時間47分で走れましたので、このペースで走れたら目標達成が出来そうです。

投稿者: 広尾タワークリニック

広尾タワークリニック 内科・消化器科・肝臓内科・乳腺、甲状腺外科 TEL:03-3498-6662 お問い合わせはこちら
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