今月のWhat's New!!--------1月

新年、明けましておめでとうございます!

クリニックも無事に8度目のお正月を迎えることが出来ました。本年もホームページを通して皆様方に役立つ、タイムリーな情報をお届けして行きたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

それでは今月のWhat’s Newを・・。

昨年10月からインフルエンザワクチンの予防接種を開始しました。
今年は新型インフルエンザの話題を連日マスコミなどで報道されております。その様な関係からか、今年は例年より接種される方々の出だしが早くなっております。外来でインフルエンザに罹患してしまった患者さんを診察しておりますと殆どの方がワクチンを接種されていない方が罹患されております。
今年はワクチンの効果が期待できますので早めの接種をお勧めします。
地域医療を担うクリニックとしましては報道によって接種を検討される方が増えるのは流行を防ぐ意味でも喜ばしい事です。ワクチンを接種された方が多い年は罹患する方が少なくて済むのですがメディアで報道がされないと未接種者が多くなるために一度流行するとパンデミックを起こしてしまいます。特に今年は新型インフルエンザの報道が多く、新型にはワクチンが効かないと言う報道のため接種しても仕方がない・・防げるインフルエンザは防いでおこう・・など情報が混乱しているような気がします・・。インフルエンザは毎年必ず流行します。一般的なインフルエンザに罹らないためにはワクチン接種をお勧めします。

併せて最近は、インフルエンザの他にノロウィルスやロタウィルスによる感染性胃腸炎な患者さんも多く見られます。ノロもロタも昔から冬場には流行していたウィルスです。ノロウィルスは以前、小型球形ウィルスSRSV(Small round structural virus)と言われていました。御存知のように牡蠣などの二枚貝から感染する事が多く英語で「R」の付く月に流行すると言われています。つまり・・・9月〜4月(September, October, November, December, January, February, March, April)までですね。

ウィルス性胃腸炎は風邪に続いて日ごろの診療でよく診断する疾患です。乳幼児下痢症の原因となるロタウィルスはよく知られていますがノロウィルスによる胃腸炎は特に11月〜3月の冬期かけて多く報告されます。というのも、ノロウィルスはヒトの小腸で増殖し、吐物、糞便中に排泄され下水を通り河川を流れ海水中で牡蠣などの二枚貝の餌となるプランクトンに付着します。それらを餌とした貝類に蓄積され感染源となります。
11月〜3月の冬期は牡蠣のシーズンですね。牡蠣を食べてはいけないと言っている訳ではありませんが、クリニックに来院されたノロウィルス疑いの患者さんに牡蠣の摂取の有無を確認しますと10人中7〜8人の割合で摂取しています。潜伏期間は24〜48時間と必ずしも急性発症ではないため食べたものを忘れてしまう場合もあるようです。腹痛、下痢、発熱、筋肉痛、頭痛、倦怠感などの症状が出現し、インフルエンザの症状と似ている為、診断が困難な場合があります。ワクチンなどの特別な治療はありませんが、症状自体は2〜3日で自然軽快するため脱水などに気を付け、対症療法が主となります。

併せて経口補水液のご紹介です。上記のようにインフルエンザや細菌性・ウィルス性の感冒などで発熱、咽頭痛、下痢、嘔吐などを認め、食事が摂れない・・点滴をして欲しいけれど時間がない・・痛いから・・と言う方に経口補水液をお勧めします。別名『飲む点滴』と言われ、血管内に素早く吸収される成分調整されているドリンク剤です。まだ医療機関でしか手に入らない新しい形の経口補水液は発熱時だけでなく下痢や嘔吐により水分が失われてしまった時や、運動会などで汗をかいた後の水分+塩分補給にも効果的です。子供さん、お年寄りの方にも安心してお飲み頂けますので詳しくはお問い合わせ下さい。